クルツィオ・マラパルテ/手塚和彰、鈴木 純/中公選書

結構前に別の本の中で引用されていたのを見て以来、探してはみたものの絶版で古本すらなかなか手に入らず、あきらめていたところに新訳での再登場。名著は滅びずってところでしょうか。

思っていたのとはちょっと違っていましたが、なかなかに読み応えが在りました。本来なら、政治学などで読ませるべき著作と思いますが、どうして絶版になっていたのやら。そういう系統って、ヒトラーやムッソリーニを批判することが好きそうな人達が多いイメージがあるんですが、やはりスターリンに対する評価が、いけないのかもしれません。

「かつてソヴィエト革命の礼賛者となり(略)中国の礼賛者となり(略)北朝鮮に範を見出し(略)「慰安婦問題」等を持ち出して日本の戦争責任の論究者に変わる。かくなる変幻自在の姿を見せた日本の左派は、いま言説に説得力を失いつつあるようだ」…訳者あとがきより

いや、お優しいことで。


なにせ「左派」などというものはとっくの昔にほぼ消滅し、「左翼」はもちろん「サヨク」ですらなく「パヨク」ですからねぇ。

【2017/04/15 16:51】 | 歴史・人文
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