川原 泉/白泉社文庫

正直、笑う大天使のレベルには到達していないと思いますし、単行本でも持っているんですが、ここで応援しないと、その後が無いかも知れないと思って購入。
それにしても、このオビの煽り文句は…SFファンってのは、常に上から目線なんですかね?

正直、笑う大天使のレベルには到達していないと思いますし、単行本でも持っているんですが、ここで応援しないと、その後が無いかも知れないと思って購入。
それにしても、このオビの煽り文句は…SFファンってのは、常に上から目線なんですかね?
あと、史実をある程度は知っていないと楽しめないかもですが、それは清原作品に限らず、当時のマンガやコバルト・ソノラマ系の小説でも同じで、読者としても一定の教養があることが前提だったのかな、とか思ったり。
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倉橋由美子/河出文庫

読み終えるまでに実に時間がかかりましたが、時々こういう小説も読まないと、頭が鈍ってしまいますね。
およそキタカタ文学とは対極にある様な作品ですが、小説という形式について思いを巡らすには格好の素材かもしれません。ま、作者の言によれば、これは只の「少女小説」なんだそうですが…それにしても、これが「少女小説」であるならば、管理人が昨今のライノベを読めないのも仕様のないことでしょう。

読み終えるまでに実に時間がかかりましたが、時々こういう小説も読まないと、頭が鈍ってしまいますね。
およそキタカタ文学とは対極にある様な作品ですが、小説という形式について思いを巡らすには格好の素材かもしれません。ま、作者の言によれば、これは只の「少女小説」なんだそうですが…それにしても、これが「少女小説」であるならば、管理人が昨今のライノベを読めないのも仕様のないことでしょう。
北方謙三/幻冬舎

日経連載時から読んでいたんですが、書店で見かけてついつい購入。
小説技法的に凄いとか実験的とかいうこととはほど遠く、ある意味非常に日経らしいエンターテイメントと言えますが、とにかく面白かったので、それで良いのです。
キタカタ文学はこういうものだっ、と言ってしまうのは危険ですが、なんとなく他の作品も読んでみたいかなと思うほど、魅力溢れる作品であることは間違いないかな。

日経連載時から読んでいたんですが、書店で見かけてついつい購入。
小説技法的に凄いとか実験的とかいうこととはほど遠く、ある意味非常に日経らしいエンターテイメントと言えますが、とにかく面白かったので、それで良いのです。
キタカタ文学はこういうものだっ、と言ってしまうのは危険ですが、なんとなく他の作品も読んでみたいかなと思うほど、魅力溢れる作品であることは間違いないかな。
ラリー・カハナー/小林宏明/学研

銃そのものや、カラシニコフ氏本人については、既に優れた本が出ていますが、これは社会的な影響を主に取り扱っています。
それにしても、頑丈で安くて良いものであるんですが、車やカメラではない故の問題がなんとも哀しいですねぇ。
某常任理事国などは、銃本体ももちろん銃弾も生産・輸出することによって莫大な利益と悲惨な状況を作り出している訳ですが(そして地下資源や国際的な覇権を確保しつつある)、そういう事は良心的あるいは進歩的な(笑)マスコミは報道しないんですよね。
M16だってAK47だって、兵器に変わりはないんですが…

銃そのものや、カラシニコフ氏本人については、既に優れた本が出ていますが、これは社会的な影響を主に取り扱っています。
それにしても、頑丈で安くて良いものであるんですが、車やカメラではない故の問題がなんとも哀しいですねぇ。
某常任理事国などは、銃本体ももちろん銃弾も生産・輸出することによって莫大な利益と悲惨な状況を作り出している訳ですが(そして地下資源や国際的な覇権を確保しつつある)、そういう事は良心的あるいは進歩的な(笑)マスコミは報道しないんですよね。
M16だってAK47だって、兵器に変わりはないんですが…
ジョナサン・キャロル/市田 泉/創元推理文庫

久々のジョナサン・キャロルの新刊。
いかにもキャロルらしい異常現象ですが、恐怖というよりはユーモラスな部分が多いかも。しかし、それこそ解説にあるように「世界自体が信じられない」というキャロルの作品であることは間違いないです。

久々のジョナサン・キャロルの新刊。
いかにもキャロルらしい異常現象ですが、恐怖というよりはユーモラスな部分が多いかも。しかし、それこそ解説にあるように「世界自体が信じられない」というキャロルの作品であることは間違いないです。
倉嶋 厚/小学館文庫

新聞などのコラムの集成とか。
気象データ自体は古くなってしまっていますのでそのまま使うことは出来ませんが、温厚な語り口は今読んでも変わりません。
専門用語を殊更に厳密に使いたがるのは、実は専門家ではなくアマチュアである(大意)という文言は、耳に痛いところかと。

新聞などのコラムの集成とか。
気象データ自体は古くなってしまっていますのでそのまま使うことは出来ませんが、温厚な語り口は今読んでも変わりません。
専門用語を殊更に厳密に使いたがるのは、実は専門家ではなくアマチュアである(大意)という文言は、耳に痛いところかと。
国立博物館 平成館

大変な人気で、開始1時間もしてない状態なのに30分待ちでしたが、比較的スムーズに館内に入れました。内部は大混雑でしたが…まぁ、仕方ないかな。
その昔、修学旅行で見に行った時は(萩尾望都さんの漫画の影響もあってか)、思っていたより小柄に思えましたが、今回近くで見ると決してそんなことはなく、当時の仏像の造形の素晴らしさに改めて感動しました。

大変な人気で、開始1時間もしてない状態なのに30分待ちでしたが、比較的スムーズに館内に入れました。内部は大混雑でしたが…まぁ、仕方ないかな。
その昔、修学旅行で見に行った時は(萩尾望都さんの漫画の影響もあってか)、思っていたより小柄に思えましたが、今回近くで見ると決してそんなことはなく、当時の仏像の造形の素晴らしさに改めて感動しました。
岡崎二郎/小学館

連載中断してそのままになってしまうかと心配してたんですが、なんとか終了。うーむ、昔懐かしのSFテイストですねぇ…
それにしても、あの異星人によく似た国があるんですが…やはり理解し合うのは無理な話なのでしょうねぇ。

連載中断してそのままになってしまうかと心配してたんですが、なんとか終了。うーむ、昔懐かしのSFテイストですねぇ…
それにしても、あの異星人によく似た国があるんですが…やはり理解し合うのは無理な話なのでしょうねぇ。
冬目 景/小学館

あまり間をおかずに、冬目景の新刊が読めるとは感涙もの。
ほんわかした雰囲気が素晴らしいなぁ…。
美術予備校が舞台なので、おそらく実話を元にしたエピソードが散見されますが、それもまた微笑ましいと言うべきか。
なお主人公の友人は「イエスタディをうたって」のあるエピソードに出てくる人物なので、同一世界であることが判ります。時間軸を測ることも出来ますが、そういうのはファンサイトにお任せですね。
なお、最初の頁に電話が出てきますが、あの電話は使用できません(0のボタンが無い)。大したことじゃないんですが、そういうチェックは編集さんの仕事の筈なんですが。

あまり間をおかずに、冬目景の新刊が読めるとは感涙もの。
ほんわかした雰囲気が素晴らしいなぁ…。
美術予備校が舞台なので、おそらく実話を元にしたエピソードが散見されますが、それもまた微笑ましいと言うべきか。
なお主人公の友人は「イエスタディをうたって」のあるエピソードに出てくる人物なので、同一世界であることが判ります。時間軸を測ることも出来ますが、そういうのはファンサイトにお任せですね。
なお、最初の頁に電話が出てきますが、あの電話は使用できません(0のボタンが無い)。大したことじゃないんですが、そういうチェックは編集さんの仕事の筈なんですが。
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