霏々剌々
読んだ(あるいは読まなかった)本、コミックス または 映画などについての覚え書き
○ユーラリア国騒動記
A・A・ミルン/相沢 次子/ハヤカワ文庫FT

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およそ25年を経て、ようやく読むことのできた一冊。これもまぁ、相場よりずいぶんと高かったんですが、入手困難と言い訳しつつ購入。

これで、漸く元ネタが理解できました。うさぎ〜。
○大魔王作戦
ポール・アンダーソン/浅倉久志/ハヤカワ文庫SF

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20年近く前に借りて読んだきりだったのですが、ついつい古本で購入。
かなり忘れている部分があったのですが、やはり名作は何度読んでも面白いですね。


それにしても、最後の敵の首領が何故「彼」なのか(もしくはそっくりなのか)、未だによくわかりません。
●千の脚を持つ男
シオドア・スタージョンほか/中村 融編/創元推理文庫

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怪物譚アンソロジー。
古典、正統、異端という訳でもないでしょうが、楽しく(怖く?)読めました。

とりあえず気に入ったのは、最後の車の話かな。
△ウォッチャー
草上 仁/ハヤカワ文庫JA

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たぶん持っている筈なんですが、ついつい古本で購入。「ダブりが怖くて(略
ま、ひさびさに草上氏の作品を読めたので良かったかな。


いや、やっぱりダブりはいかんですよ…でも、どの辺にあるのかすら、わかりません(泣
▲ユーモレスク
長野まゆみ/ちくま文庫

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なんともリアルで生々しい女性たちと、セピア色で存在しない東京の風景と、およそ小説的な男性たちとその幻想的とも言える行動が、どうしてつながるのか不可解で本作にはついていけませんでした。解決しないし。

同時収録の「アラクネ」は、普通の短編でした。佳品…かな。
◎魔の三角海域
ローレンツ・D・クシュ/福島正実/角川文庫

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トンデモ本の世界で知って以来、探していたんですが、このたび目出度く入手。
なるほど「怪奇現象など存在しない」ことを見事に解き明かしてくれる名著です。相場よりは若干高かったんですが、これなら満足でした。文章的にちょっと不満な点もありますが、資料調査の報告という点からみれば、十分でしょう。
 
しかし、名著だからといって、入手できるとは限らないというのが哀しいです。
◎ナツコ 沖縄密貿易の女王
奥野 修司/文春文庫

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文庫になったので、速攻で購入。
いや、時代だったといえばそれまでなのでしょうが、こんな凄い女性がいたとは…一読、巻を措く能わざる という言葉がふさわしい作品です。
▲赤き死の訪れ
ポール・ドハティー/古賀弥生/創元推理文庫

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シリーズ二作目。どっちかというと登場人物を読んでいくのが正しいのかも。
あとは、この素晴らしい表紙絵ですね…
◎武部本一郎展〜永遠のヒーロー・ヒロインの世界
弥生美術館(2007年7月7日〜9月30日)
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/exhibition/yayoi/0707.html


ワールドコンにあわせたのか、なぜか大がかりな回顧展。「紙芝居からSFアートまで」が示すように、大量の展示でした。認識はなくとも(とくに児童書など)、結構見覚えのある書籍があってびっくりでした。
まぁ、個人的には「火星のプリンセス」に会えましたんで、満足かなと。

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あとは常設展といっても時間がなかったので、高畠華宵展だけ。
個人的には、非常に好きな画家さんなので、大変満足でした。
◎山口晃展〜今度は武者絵だ!
練馬区立美術館(平成19年8月17日〜9月17日)
http://www.city.nerima.tokyo.jp/museum/tenji/yamaguti-ten.html

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無残乃介はじめ、武者絵やら公共広告機構のCMやら三越のポスターやら、たっぷり展示してあって、大変満足でした。


それにしても、作品にぎりぎりまで指を近づけている輩が多いのには閉口。気持ちはわかるが、複製品でも無い限りそういうのはやめてくれないかなぁ。
●ビッグ・バン宇宙論
サイモン・シン/青木 薫/新潮社

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前二作が非常に面白く読めましたので、迷わずハードカバーで購入…ちょっとは知っている分野だったので、どちらかというと再確認の部分が多く、文庫あるいは古本待ちしても良かったかなという気もします。
それにしても、かのホイル博士が「ビッグ・バン」の名付け親になってしまうという皮肉な巡り合わせには、思わず苦笑しました。
○ホロコースト産業 同胞の苦しみを「売り物」にするユダヤ人エリートたち
ノーマン・G・フィルケンスタイン/立木 勝/三交社

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ユダヤ版プロ市民を告発の書。
恐ろしいことに他人事じゃない…あちらは(それでも)事実が核としてあるのに対し、こちらは(ほとんどが)捏造から始まっているし、居座られている…あちらよりも悪質です。

しかも、人権擁護法が成立してしまうと、こういう風にblogで書いただけで犯罪に!
△遺す言葉、その他の短編
アイリーン・ガン/幹 遙子/早川書房

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わかりやすいのは「中間管理職」でしょう…従来と同じ文法だし。
「スロポ日和」はなんとなくコニー・ウィリス風。
あと、やはり表題作かな。80年代風の作品は合いません。
●架空の王国
高野史緒/ブッキング

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復刊ドットコム。中公版を持っているにも係わらず、買っちゃいました。
感想は以前と同様。少女マンガ的なところは、確かにあります。
△トンデモ超常レポート傑作選
志水一夫/楽工社

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雑誌等に発表されたレポート集。
「田中上奏文」については、もっとそのトンデモなところが世に広く知られて欲しいですが、まぁ、某A新聞を筆頭とする反日メディアには無理な話ではあります。
○トンデモ本の世界U、V
と学会/楽工社

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と学会も16年目なんだそうですが、相も変わらずトンデモ本が量産されているんですね
●鏡花と怪異
田中貴子/平凡社

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『怪異研究に対して文学研究が非常に冷たい態度で接していることは、本書でも強調した。しかし、昨今の「妖怪研究」者という人種には、基本的な文献批判の方法も知らない人が混じっていることも確かである。』

ある意味、非常に現代日本的な状況ではあります。
それにしても「百鬼夜行絵巻」を知らない「妖怪研究家」なんてねぇ。
△時計の社会史
角山 栄/中公新書

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「時の声」を連想
 
流石に書かれた時がクォーツまでなので、現在とは会わない事が多いのですが、それでもなかなか楽しめました。
○高畠華宵  大正・昭和☆レトロビューティー
松本品子/河出書房新社

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流行歌にも歌われた、挿絵画家の解説。
まぁ、当時を考えればそうなのだろうと思う事しきり。
 
ちなみに、個人的には好きな画家さんの一人です。
●最後のウィネベーゴ
コニー・ウィリス/大森 望/河出書房新社

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なるほどウィリスの上手さが光るアンソロジー。
作者の特色というか、小説の構造というかが、見える様な気がします。
◎カラクリオデット(4)
鈴木ジュリエッタ/花とゆめコミックス

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表紙は(たぶん)ウテナのパロディ。内容も、ヒロインと王子様的な…?
表紙の新キャラ、白雪登場でグっと面白くなってきた4巻。
 
で、一人忘れていませんか…
○悪魔とドルチェ(2)
鈴木ジュリエッタ/花とゆめコミックス

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ベルゼビュートとアスタロトとは、これまた大物を。
その割りに、キス一つ・涙ぽろりでなんでも聞いちゃうとか、ずいぶんと甘過ぎなんじゃなかろうか…
○ハヤテのごとく!(13)(14)
畑 健二郎/少年サンデーコミックス

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表紙絵は季節に合う様になりました。
それにしても750万部の説明が、微妙に細かいんですが(w

それと、やっぱり基本はメイドさんとナースですか(違
○結界師(18)(19)
田辺イエロウ/少年サンデーコミックス

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蝶乱舞。
それにしても、天狗様は邪念が多すぎなのでは…
●天空聖龍(4)
山口美由紀/花とゆめコミックス

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○お伽もよう綾にしき(3)
ひかわきょうこ/花とゆめコミックス

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ようやくの3巻。
それはともかく、時代と武器が合っているようないないような。
◎魔人探偵脳噛ネウロ(12)〜(14)
松井 優征/少年ジャンプコミックス

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iの名前って、コードネームだとばかり。
この展開は、やっぱり脇役のお約束なのかもしれませんが、それにしたってねぇ。
 
あと、ここ最近でぶっちぎりの残酷シーンがっ。とにかく、この弓形の鋸は怖すぎ。
○アイシールド21(26)(27)
稲垣理一郎+村田雄介/ジャンプコミックス

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王城戦終了。これが決勝の方が、良かった気がするんですが…まぁねぇ。
●竹本泉のいろいろぶっく
竹本 泉/ソフトバンク・クリエイティブ

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あまりに圧縮されているので、読むのにえらく時間がかかりました…
○とりぱん(4)
とりのなん子/ワイドKCモーニング

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それにしても、100羽近い野鳥の餌やりとはねぇ…
◎よつばと!(7)
あずまきよひこ/電撃コミックス

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しまうー!しまうー!
 
 
あと、やんだは敵だと言うことが再度確認できました。
●つぶらら(2)
山名沢湖/双葉社アクションコミックス

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ユニット名だったとは、吃驚。それにしても、どうして期待(というか好みだな)から、それる方向へと話が進んでいくのだろうか。
○ホテル・ルワンダ
お正月向けレンタル第三弾。

映画でこれですから、事実はもっと悲惨かつ凄惨だったのでしょう。なにしろ映画では腐臭はしませんからね…。
○ドリーム・ガールズ
お正月向けレンタル第二弾。

観終わるまで、主演と助演を取り違えていたことに気づきませんでした。 
 
時代背景や、いわゆるモータウン・サウンドを知っていれば知っているほど楽しめる作品でしたが、残念ながら漠然としたところしかわからないのでした。
◎銀河ヒッチハイク・ガイド(映画版DVD)
お正月向けレンタル第一弾。
内容は判っているので、オーディオ・コメンタリーと特典映像をば。いやぁ、普通に見ていると判らないところまで凝ってるというか、遊んでるというか。けっこう深い意味合いもあって、感心することしきりでした。
 
 
 
続編があると嬉しいけど…原作者がいないからねぇ…
●パノラマ・デリュージョン(2)
小原愼司/講談社アフタヌーンKC

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携帯画面はともかく、飴は無理なのでは…あの情報屋はスパイ目的なのかな
○ヴィンランド・サガ(5)
幸村 誠/講談社アフタヌーンKC

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とうとう追いついてきちゃいましたね…それにしても凄惨な事よ
●EDEN(17)
遠藤浩輝/講談社アフタヌーンKC

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コロイド発生の理由なのかもしれないところが、明らかになってきましたね…ようやく、というのが正直なところではあります。あと、難民キャンプのあの少年は、議長のエピソードとの関連を持たせているんでしょう。
△機動戦士ガンダム THE ORIGIN(16)
安彦良和/角川コミックス・エース

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ミサイルぶった切るよりは、搭載機を撃ち落とすほうがまだリアルかな(闇夜で、ミノフスキー粒子濃度がすごくて、赤外線でもよく見えないのに撃ち落としちゃえば、それはそれでニュータイプなのにねぇ…)。あと、ギャンに比べてGMが弱すぎなのでは(連邦が物量で押し切ったということなのかな? T34/M4と四号、五号?)。それに、二個中隊って12機なの、とか。

まぁ、不満は些細な事なんですけどね。
 
○今日の早川さん
COCO/早川書房

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blog発4コママンガ。帯にあるように、活字ヲタクなネタ満載で笑うに笑えないというか。嬉しいことに2巻の発売が決定したそうです。
◎パンズ・ラビリンス
監督:ギレルモ・デル・トロ/主演:イバナ・バケロ

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久々にまともな映画を観ました。

つか、素晴らしいですよ、本当に。きちんとおとぎ話だし(でも〜だから?〜PG-12)。
とはいえ、万人にお勧めできるかというと、素養のない人には無理なのかも…隣席のカップルの片割れの兄ちゃんなぞは、最初の試練のあたりでアクビをしてました。そういう頭を使わないタイプの映画しか見ないような人は、鑑賞の邪魔なのでさっさと出て行って欲しいですね。
 
あと、ムシがダメな人は、覚悟がいるかもです。そんな大行進とかじゃないですけど。
(まともな感想は、また後日)
×ベクシル 2077 日本鎖国
ここ最近で一番のカス。金返せ。
 
どっかで見たような主人公の設定、パクリとしか思えないネタの数々、どうしようも無い脚本、胸の悪くなるような結末…これはK国製ですか? などと思っていたら、TBSが出資していましたよ、なるほど。
 
館内はとーぜんのごとく、ガラガラでした。
×ブラッド
製作:ゴースト・ハウス・ピクチャーズ
 
B級ホラーだとわかって見に行ってるんだから、そんなに文句はない筈なんですが、やっぱり半分でいいからお金返してほしいですね。

刑事さんとの関係はちょっと新鮮でしたが、一から十まで展開が予想できちゃうようではね。
×スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ
監督:三池崇史
 
お金返して。
 
エンターテイメントを目指そうとしているのは、わからなくはないけど、映画じゃなくてVシネ・サイズな感じがするんですよね…設定とか脚本とか映像とかが。断っておきますが、映画とVシネどっちが偉いって話じゃありませんから。
 
あとゼブラーマンの時も思ったけど、なんつっかね、こうヲタクなネタを撮るには向かない監督さんなのかなという印象を持つんですよね…これは半分以上は脚本の問題もあるような気もしますが、「銀河ヒッチハイクガイド:映画版」のオーディオ・コメンタリーを見た所為で余計にそう感じるだけなのかもしれません。

まぁ、桃井かおりが見られたんで良しとするべきなのか。
●ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
まずまず。
そか、スネイプ先生には理由がちゃんとあった訳だ。

面白かったのは、「不思議ちゃん」と「双子が花火を打ち上げるシーン」かな。もちろん、マルフォイ・パパを忘れてはいけません。