ダグラス・アダムス/安原和見/河出文庫

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本書が書かれた時期や経緯が、ほかの4冊とは更に違う所為か、かなり印象が異なりますね。まぎれもなく、「銀河ヒッチハイクガイド」シリーズなんですけど(というか、前4作を読んでいないと、何がなにやらわからないんじゃなかろうか)、確かに幾ら何でも、これで終わりってのは…小説としての出来はともかく、シリーズとしては失敗作かもしれませんね。

とにもかくにも、全5作が邦訳されたことに改めて感謝。

【2006/11/26 23:22】 | SF
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川原 泉/白泉社ジェッツコミックス

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長いブランクを経て、ようやく復帰した感があります…ストーリーは川原教授らしく、安心して読めたんですが、どうしてこんなに絵が違うというか、つるつるしたイメージを受けるのでしょうか? どうもこう、線にメリハリがないというか…PCで作画している所為ですかね。よくわかりませんけど。

【2006/11/26 23:14】 | コミックス
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シンシア・アスキスほか/倉阪 鬼一郎ほか/創元推理文庫

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副題通りのアンソロジー。そんなに「怖い」って訳じゃないですが、こう19世紀的なところがなかなか。

【2006/11/26 01:27】 | 怪奇と幻想
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ポール・ドハティー/古賀弥生/創元推理文庫

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なによりも建石修志氏の美しい表紙が素晴らしいです。これだけでも買う価値がある…様な気がします。

中世ロンドン(薔薇戦争直前…かな)という舞台での、推理劇。時代背景に疎い所為か、教養が不足しているのか、どうも我知らず新本格的なモノを期待していたらしく、謎解きが不満というか軽いという印象を受けました。まぁ、政治状況からすると、そんなことは無い様ですが。

そんなに都合の良いアレがあるのか、とか考えちゃうとダメなようですねぇ。

美貌の未亡人に惹かれる主人公に、大いに共感しちゃうんですが…それはダメ人間だからですか。はぁ

【2006/11/26 01:22】 | ミステリー
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マイケル・ムアコック/井辻朱美/ハヤカワ文庫FT

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新装版が出た所為なのか、旧版の最終巻を入手。なんつっかこう、エルリックがいろんな意味で若いよね…実のところ読んでて、かなり鬱陶しいんですが、それはまぁねぇ。

【2006/11/26 01:12】 | 剣と魔法
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西村ミツル・かわすみひろし/講談社漫画文庫

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和洋二本立てとなりまして、香港パートも開始。相変わらず美味しそうです。何と言っても「アロース・デ・ポルヴォ」を食べた萌ちゃんの表情が可愛いですよね!




ね!

【2006/11/26 01:05】 | コミックス
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大竹 聡/酒とつまみ社(仮) または (有)大竹編集企画事務所

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タモリ倶楽部で、何度か雑誌「酒とつまみ」が取り上げられていたのを見まして、ちょっと興味を覚え、ネット書店で検索した結果、購入した一冊。

この、ひたすらホッピーを呑むだけ、というダメ加減が素晴らしいですねぇ…しかし無謀というか、こんなに呑んでたら死ぬんじゃないのかとか思ったり。

【2006/11/26 01:00】 | ノンフィクション
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ゆうきまさみ/ヤングサンデーコミックス

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回想編が終了して、夏休みも終了ですが、バットの投げ合いは、さすがに無かったようです。
ところでアニメは深夜枠ですかね…ヒロインのなりといい、戦闘シーンの血腥さといい。

【2006/11/26 00:41】 | コミックス
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原田 実/楽工社

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日本史のおさらいかたがた、「霊能」があったという人々についてのまとめなど。今更的な感じがぬぐえないんですが、まぁ、基礎知識ですし、こういう事を知らないし調べない人が、テレビや雑誌の心霊記事を鵜呑みにしていると思うので、まぁ、必要だとは思います。

なんとなく、新興宗教に関しての突っ込みが甘い気がするんですが…。


編集者との対談形式で進んでいくので、個人的には読みづらかったですね…これは、取っつきやすくするためなのかとも思うんですが、挫折寸前でした。

【2006/11/26 00:28】 | 歴史・人文
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三原ミツカズ/祥伝社FEELコミックス

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そのまま「半身」の物語。

まぁ、みんな病んでるっちゃ病んでるんですが

【2006/11/26 00:06】 | コミックス
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西村幸祐 責任編集/オークラ出版

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べつにゴリゴリの右翼って訳じゃないんですけど、最近マスコミの報道に疑問を持っていたところに、某所でこのムックの存在を知りまして購入。はっきり言って、首肯しがたい部分も多いんですが、それでも、こちらの意見の方が説得力があるんじゃないかと。

どうもこう、宗教カルトやら総●やら同●やらの反日反社会勢力によって、健全(とは言えないかもしれないけど、一応はきちんとしていたはずの)日本社会が足下から崩れていくような恐怖がね…そんな状況下で、中朝のお先棒を担ぐ反日マスコミは、正直言って不要ですね。

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【2006/11/25 23:53】 | ノンフィクション
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P・D・ジェイムスの原作(人類の子供たち)が原案なんですが、どうも設定だけで、内容まで踏み込んでないというか、理解してないだろうというか、本当は違うことをやりたかったんじゃないのと勘ぐりたくなりました。

胸の悪くなるような映像表現だけは傑作です…悪夢のような近未来社会、車両への襲撃、強制収容所での戦闘(でもあれは、現在でも中東やアフリカでの事実だよねぇ)、そして最後のビルからの脱出部分での感動的な場面(ここをクライマックスに持ってくるべきだったのでは?)…脚本としては、かなりレベルが低いんじゃないかと思ったり。

なによりも、前世紀のサヨク的な臭い(元反戦ジャーナリスト、ドラッグ、亡くなった子供の名前、エンディングの曲など)が鼻について嫌でした。


”「明日」のジャム”は、常に「明日」なんで、もらえないよねなどと皮肉な事を考えたり。

それはともかく
「文化大臣のあなたの従兄弟なら、通行証を云々」
という字幕は、日本語として如何なものかと
「文化大臣の従兄弟のあなた」もしくは「あなたの従兄弟の文化大臣」というほうが、(この両者の意味合いが少し違うにせよ)より自然だと思うんですが。

機械的に訳してる? でも意訳バリバリのヒトなのに?


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【2006/11/25 23:37】 | 映画・テレビなど
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監督:ルシール・アザリロヴィック

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途中までは幻想的な雰囲気はあったんですけど、中盤以降で妙に生々しい感じを覚えるシーンがあって、なんとなく幻滅。さらにラストが納得できません。

映像は、綺麗でしたが…これがフランス語以外だったら耐えられなかったかもですね。
どこやらの感想のように、あの学校は観念的な場所=少女時代ということなのでしょうけど…それだと、脱走した彼女の意味合いがよくわからない、つか、その後が気になります。まぁ、地下鉄ですぐなんで、大丈夫だとは思いますが。


追記を閉じる▲

【2006/11/25 23:14】 | 映画・テレビなど
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ケン・オールダー/吉田三知世/早川書房

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ちょっと分厚いので、一回途中でリセット。しかし、読み通すだけの価値は大いにありました。

フランス革命がなければメートル法は無かったとは、知っていましたが、度量衡の統一と革命思想がそんなに密接だったとは知りませんでした。
更にその時代背景もさることながら、二人の科学者のミッションもこんなに大変だったとは…いずれにしても、良質の科学ドキュメントでした。

【2006/11/25 22:50】 | 科学・宇宙
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ちょっとした漢和辞典を調べれば済むだけの話なんですが、「刺」と「剌」は別の字です。
「刺々」は”せきせき”と読み、「下らないことを喋る様子」の意味であるのに対し、「剌々」は”らつらつ”と読んで「風の吹く音」の意味だとか。

こちら
http://members.at.infoseek.co.jp/sohoweb/index-117.html

ちなみに
http://www.let.osaka-u.ac.jp/~okajima/uwazura/ryokuu006.pdf
(pdfファイルが開きます)

【2006/11/12 10:22】 | blog
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○突入せよ!「あさま山荘事件」(原田眞人監督)
 お葬式のシーンが心に響きます。いや、テロリストには理解不能と思いますが。

○指輪物語「旅の仲間」(ピータージャクソン監督)
 レンタルビデオ。結構見逃していたシーンや、台詞に気がつきます。

○ある日のツヴァイ(竹本 泉:徳間書店)
 愛猫と飼主のお話。いやまぁ「それだけ」なんですが。

●ゆうきまさみのはてしない物語 天の巻、地の巻(ゆうきまさみ:角川スニーカー文庫)
 今もまだ続いてるのかどうかは知りませんが、まぁ絵日記ですね。こうして見ると当時とは随分、環境が変化しております。レイバーだって遠くないかな。

△R.O.D(8)(倉田英之:集英社スーパーダッシュ文庫)
 本流に帰ってきましたが、たんに引き伸ばされているだけのような。

●クジラと日本人(大隅清治:岩波新書)
○クジラと日本人(小松正之:青春出版社)
 どちらも捕鯨推進派の著作なのですが、やはり美味しく無駄なく頂くのが正しい環境対策なのではないかと思いますが、宗教化してる連中が相手じゃ難しいですね。

○夏帽子(長野まゆみ:河出文庫)
 鉱物標本というよりは、植物採集の展示品かもしれません。夏限定品かも。

◎アイシールド21(4~6)(稲垣理一郎/村田雄介:ジャンプコミックス)
 マンガ的な誇張もありますが、お薦めかと。王道ですが、横道な人も多そうです。

●Forget-me-not(1)(鶴田謙二:講談社)
 正直、単行本にならないとおもってましたので、非常に嬉しいんですが…。

○死化粧師(1)(三原ミツカズ:祥伝社)
 この人の絵が見られれば、それだけでOKだったり(^^;。
 馴染みのない職業を持ってきましたが(エンバーミング)、大丈夫かな。

△愛のトンデモ本(と学会:太田出版)
 相変わらず。しかし、グリーン碁石は別にトンデモじゃないと思うんですが。

●われらの有人宇宙船(松浦晋也:裳華房)
 これが出た後、中国は成功しH2Aは失敗しました。グランドデザインが無い故の迷走では、幾ら金をかけても無駄です。

△なるたる(12)(鬼頭莫宏:講談社)
 「あんた、それはないでしょう」

○空わたる季(倉嶋 厚:丸善)
 ゆったりと読むにふさわしい一冊かと。時代がそうだったと思いますが、気象衛星につての言及があり、その影響力について考えさせられました。

△詭弁論理学(野崎 昭弘:中公新書)
 と学会会長のHPを見て購入。最近は、詭弁を弄することもせずに正面突破かい。

▲平壌クーデター作戦(佐藤大輔:徳間書店)
 細かい部分はともかく、タイトルとかストーリーとかがねぇ。いいからパナマをなんとかして欲しいのだけど、この人には、もう無理かな。

○ふぁいとの暁(4~5)(あおやぎ孝夫:サンデーコミックス)
 残念ながら連載終了。面白かったんだけどなぁ…。

○ヒカルの碁(22~23)(ほったゆみ/小畑 健/梅沢由香里:ジャンプコミックス)
 こちらも惜しまれながら終了。理由については不明ですが、アニメ終了までは、とか頼まれていたのだろうと推測しています。まぁ、個人的には17巻が真の最終回ですし。

○日本海軍 戦場の教訓(半藤一利・秦 郁彦・横山恵一:PHP文庫)
 旧軍および政府の無能さには怒りを通り越して、哀しくなってきます。これがまた、今に続いているかとおもうと…。まぁ、この現実を踏まえれば、多少新兵器があったとしても妄想戦記のようなことは有り得ない訳なんだが。

▲誘拐殺人事件(ヴァン・ダイン:創元推理文庫)
 こんなに人種差別的な言動でとか思ったんですが、まぁ昔の小説だし。

◎しあわせの理由(グレッグ・イーガン:ハヤカワSF文庫)
◎あなたの人生の物語(テッド・チャン:ハヤカワSF文庫)
 今年を代表する短編SF小説。この二人とソウヤーが21世紀の海外SFの中心になるのかも知れません。特にテッド・チャンはお薦めですね。収録作全てがなんらかの賞(または候補)になるというのも当然かと。

◎半身(サラ・ウォーターズ:創元推理文庫)
 輝く「このミス海外1位」。若干、時系列(というか語り手)が判りにくい点もなきにしも有らずなのですが、そんなことは関係なく物語世界に引き込まれていきます。未見ならば、是非読んでいただきたい作品。
 なお、帯の推薦文は読まない方が吉です。

○グリフィンの年(ダイアナ・ウィン・ジョーンズ:創元SF文庫)
 ちょっと、ダイアナ・ウィン・ジョーンズらしいところが戻ってきたかな? 表紙絵と内容がきっちりそろっている逸品です。前作からお読み下さい。

○魔法使いの娘(1)(那州雪絵:新書館)
 主人公(女子高生)の養父は現代の陰陽師。コメディ入ってます。

●よつばと!(1)(あずまきよひこ:メディアワークス)
 「よつば」というのが主人公の女の子の名前で、題名は「よつば と ~~」の意味でした。最初あまりに意味不明なので、思わず買って読んでみたり。

○兄弟天気図(長野まゆみ:河出文庫)
 水天宮とその周辺。昭和30年代の情景かな。

◎迷走する帝国-ローマ人の物語XII(塩野七生:新潮社)
 危機の3世紀が今巻の内容です。対処するための方策が、より大きな危機を呼び起こすという悪循環のなか、ローマ帝国の変容はいかに。

●復讐する海-捕鯨船エセックス号の悲劇(ナサニエル・フィルブリック:集英社)
 勿体無い事をするから、クジラに襲われて遭難するという自業自得(をい)。とはいえ、かのサマーサイド中学の校長が読んだという日記、プリングル船長達の行動は、まるっきりのフィクションではなかったのですね。

●90年代SF傑作選(山岸 真編:ハヤカワSF文庫)
 どっちかというと下巻の方がお薦めかな。

◎戦争の法(佐藤亜紀:ブッキング)
○鏡の影(佐藤亜紀:ブッキング)
 復刊ドットコムで復活。何回も読み返してるんですが、何度でも面白く読めます。

●征途(上中下)(佐藤大輔:徳間文庫)
 ちょこちょこ直してるんですが、対比はしてません。

◎電脳やおい少女(1~2)(中島沙帆子:竹書房)
 某オフにて存在を知りました。とにかくまず表紙を外して見ましょう! もっとも、一部の方は(あまりに身近すぎて)笑えないようですが。

◎二十面相の娘(1)(小原慎司:メディアワークス)
 年代不詳、国籍は日本かな? 雰囲気と内容と二十面相のイメージがぴったりで、先々楽しみな作品です。

【2006/11/05 19:39】 | その他
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●白き狼の宿命、暁の女王マイシェラ(マイケル・ムアコック/井辻朱美:ハヤカワSF文庫)
 新古書店で購入。あんまり一気に読むと、夢見が悪い事、甚だしく。

△鉄腕バーディー(ゆうきまさみ:小学館)
 リング・ワンデリング、ってのは水玉蛍之丞がやってたっけ。

◎アイシールド21(3)(稲垣理一郎・村田雄介:ジャンプコミックス)
 たぶん、今のジャンプで一番面白いと思ってますが、世間的には違うのでしょう。

○ヒカルの碁(22)(ほったゆみ・小畑 健・梅沢由香里:ジャンプコミックス)
 まるで最終巻の様な表紙。とりあえず倉田七段の台詞は、格好良いです。

△帽子収集狂事件(ディクスン・カー/田中西二郎:創元推理文庫)
 自宅整理の際に出てきたので。なるほど、古典ですね。時代を感じます。

【2006/11/05 18:58】 | その他
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○ロード・オブ・ザ・リング~二つの塔(字幕版)
 やっぱり階段サーフィンのシーンは、笑うところでしょう。

△青の物語(マグリット・ユルスナール/吉田加南子:白水社)
 代表作を読んでから読むべき短編集でした。

△オグの第二惑星(ペーテル・レンジェル/松谷健二:早川書房)
 新古書店で発掘。あんまり懐かしいんで内容をほぼ忘れていました。

◎君の血を(シオドア・スタージョン/山本光伸:ハヤカワNV文庫)
 実に怖い。まったく何気ないのに…あの一文は凄いです。

◎ドゥームズデイ・ブック(コニー・ウィリス/大森 望:ハヤカワSF文庫)
 文庫化につき再読。さあ、続編を是非是非。

●ロスト・イン・ラ・マンチャ(テリー・ギリアム)
 予定不明の予告編を、金を払って見に行くんだから、酔狂なことです。でもまぁ、思うとおりの映画が出来たら、実に面白いだろうとは思います。

●と学会年鑑BLUE(と学会:太田出版)
 某WEB日記を読んで購入。そういえばトンデモ本大賞は来月でしたか。

○不死鳥の剣(ムアコック他/中村 融編:河出文庫)
 いずれ劣らぬ傑作ぞろい。やはりキューゲルかな。

○メルニボネの皇子、この世の彼方の海、黒き剣の呪い、ストームブリンガー(マイケル・ムアコック/安田 均・井辻朱美:ハヤカワSF文庫)
 上記に影響されまして、古書店で購入。3、4、7が抜けてますが、まぁ手に入るでしょう。しかし、こんな最期を迎えてしまうとは。

△拳の文化史(セップ・リンハルト:角川書店)
●江戸の花・東八拳をお楽しみ下さい(松本吉弘:近代文芸社)
 某所で購入。なるほど歴史やルールはこういう事かと合点したり。確かに、読むものじゃない打つものなんです…でも、ちょっとね。
 
△夢見る宝石(シオドア・スタージョン/永井 淳:ハヤカワSF文庫)
 なんじゃこりゃ。怪奇幻想小説だがね。

◎ふぁいとの暁(3)(あおやぎ孝夫:少年サンデーコミックス)
 表紙はいったい誰なんだろう、というくらい別人ですが、まぁいいでしょう。おまけページでは、特殊な趣味を持つ人達は、今頃大出血してる事と思います。
 ところで、表紙カバーを取って裏側をチェックするのは、普通ですよね。

?本の雑誌
 特集だけ立ち読み。鼎談は、思わずむせてしまうほど受けました。いや遠い人達の話ですし。双六も水玉画伯のネタが素晴らしく(炸裂まではしてませんが)。いや、無関係な事象なんですが。

【2006/11/05 18:56】 | その他
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●黒後家蜘蛛の会(2)(アイザック・アシモフ/池 央耿:創元推理文庫)
 某教授の論文の解釈には、脱帽。名前がカタインだと、もっとアレなんだけど。

△古代の飛行史(ベルトルト・ラウファー/杉本 剛:博品社)
 飛行前史はオリエントから、ということなのですが、中国の資料については、どことなく首を傾げたくなるところも。山海経への言及は、こんなものかな。

●常温核融合スキャンダル(ガリー・トーブス/渡辺 正:朝日新聞社)
 丹念な取材から、騒動の顛末をまとめたもの。同情する点もなくはないんですが。

○裸足の1500マイル(銀座シネスイッチほか上映中)
 悄然として声もなし。映画が終わって、あんなに館内が静かなのはGATACA以来かもしれません…いや、あのときだってもう少しざわついてたような。
 とはいえ、カンタスのCMはとても気に入ってます。サイトからDLできるかな?

●エルミタージュ幻想(渋谷ユーロスペースほか上映中)
 こんなマニアック(というか客層が極端に限られている)映画なのに、公開初日だった所為とは思うんですが、3時の回で立見でした。5時の回もかなり並んでましたから、少なくとも初日は満員御礼で吃驚。しかも平均年齢かなり高いし。
 エルミタージュの美術品(絵画や陶器)、関連人物、事件を知ってるか、少なくとも興味が無いと辛いものはあります、というか興味がなきゃ見に行かないし、行ってはいけない映画。

◎アイシールド21(2)(稲垣理一郎/村田雄介:ジャンプコミックス)
 この巻の対決編は、なかなか。ちなみに、最初の書店では、目の前で最後の一冊をもってかれたので、隣の駅まで行って買いました

【2006/11/05 18:53】 | その他
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△黒後家蜘蛛の会(1)(アイザック・アシモフ/池 央耿:創元推理文庫)
 なんともトリビアル。スパイの話が多いのは、時代かと。

○ねじの回転 FEBRUARY MOMENT(恩田 陸:集英社)
 「イシャはどこだ」「ほら(ポッキン)リンゴのマーク」

×ねじの回転(H・ジェイムス/蕗沢忠枝:新潮文庫)
 大昔の小説でした。

△わが名はコンラッド(ロジャー・ゼラズニィ/小尾芙佐:ハヤカワSF文庫)
 異形のギリシャの妖しさが、まぶしいですね。

▲グローリアーナ(マイケル・ムアコック/大瀧啓裕:創元推理文庫)
 美文調では無く、行間に漂う腐臭に辟易。いや、凝ってるのは判るんですが。

×十三妹(武田泰淳:中公文庫)
 数ページで挫折。表紙イラスト(鶴田謙二)は気に入ったんですけど。

○フレームシフト(ロバート・J・ソウヤー/内田昌之:ハヤカワSF文庫)
 ミステリーとして十分以上に楽しめました。もしかしたら、既読のソウヤー作品の中ではトップかも。しかし遺伝関係のトンデモってのは、根深いかもしれず。

○暮らしの気象学(倉嶋 厚:草思社)
 雑誌掲載のエッセイ等の為か、やや未整理な部分が有りますが、その柔らかな語り口は、素晴らしいです。他の著作も探さねば。

△痛快!ローマ学(塩野七生:集英社)
 <新潮社>の「ローマ人の物語」の著者による抜粋。集英社の企画力って無いのか?
 特別付録である、古代世界のリーダー達の評価一覧と、サッカーチーム案は笑えましたが、基本的には「ローマ人~」を読んでいれば、読む必要は全くありません。

○ヒカルの碁(20)(ほったゆみ/小畑 健/梅沢由香里:ジャンプコミックス)
 オールカラー編をまるごと収録。うーむさすが売れてると見えます。そういや、原作/作画の両名は大倉喜七郎賞を受賞だとか。

◎アイシールド21(1)(稲垣理一郎/村田雄介:ジャンプコミックス)
 アメフトものということ自体、珍しいんですが、登場人物も話もなかなかかと。意外に王道を行ってる気がするんですが、どうでしょう?

○ふぁいとの暁(1)(あおやぎ孝夫:サンデーコミックス)
 …どう考えても、意識してるんじゃないかと思えちゃうんですが、本当はそんなことはないでしょう、うん。ああ、羽深はやはり悪人で、イイなぁ。

◎アリス中毒-三原ミツカズ画集-(インデックス・マガジンズ)
 帯に曰「パンクで、ゴシックで、ロリータで。」。うん、こうでなきゃ。

●R.O.D(7)-外伝-(倉田英之:スーパーダッシュ文庫)
 なるほど外伝な話。古書店の迷惑客は、蹴り飛ばして正解でしょう。

×カンパニー・マン
 ヒッチコックの偉大さを痛感。ヘリのデザインは、気に入ったんですが。

【2006/11/05 18:51】 | その他
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△マイノリティ・リポート
 いかなる意味においてもSFじゃない、というかスピルバーグはSFを理解してません。第一、これじゃぁ「少数報告」の意味が無いですね。一方で、近未来サスペンスというには、ガジェットにこだわりすぎで、(少なくともSFモノにとってはちっとも目新しくないので)、興を削がれちゃうかと。
 ヒッチコックを見直してこい、ってなところでしょうか。

○ハリー・ポッターと秘密の部屋
 成長したハリーをはじめ、子役陣の演技もまずまずでしたが、見てびっくり。マルフォイ・パパが存在感有りすぎです。あとは、魔法薬を作るハーマイオニーとか、防御魔術の先生とか。エンドロールの最後で遊ぶような余裕もスタッフには有ったようです。

◎8人の女たち
 もう笑える笑える。これだけの女優陣を揃えて面白くない訳が無いんですが(しかし一つ舵取りを間違えれば悲惨な結果だったでしょう)、雪山の山荘での殺人事件というお約束な舞台に加え、配役(設定)も台詞も歌も衣装も凝りに凝ってまして、知っていれば知っているほど笑えるという渋い映画でした。しかし、なぜか映画館は爆笑の渦にならない不思議。なんだろう、まちがった先入観で見に来てるん
じゃなかろうか? これって、パロディたっぷりのコメディ映画だと思うんですが。
 個人的には昨年のベスト1。あと米製の某作品を連想したんですが、作品名を書いた途端に殺人事件の犯人が連想出来ますので、秘密にします。

【2006/11/05 18:49】 | その他
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概況:昨年は、64冊でした。後半目茶苦茶だった割には、ほぼ例年のペースで読めたようです。
 なお、このうちいわゆるSF/FTは、15冊前後。思った以上に少ないかな。

●常温核融合の真実(J・R・ホイジンガ/青木 薫:化学同人)
 なんだか良く判らないうちに、消えてしまった常温核融合でしたが、後半こんなにトンデモだったとは…。それにしても、一連の騒動に対する米政府の対応はうらやましい限り。

○パルタイ・紅葉狩り(倉橋由美子:講談社学芸文庫)
 デビュー作から以降の短編をセレクトしたもの。やはりデビュー作には、全てがあるのかなと思ったり。しかし、うかつに読み飛ばせない作品ばかりで困ります。

●パイド・パイパー(ネビル・シュート/池 央耿)
 第二次世界大戦初期、独侵攻により崩壊しつつある仏から、なぜか子供を引き連れて(それも段々増えてゆく)脱出を図る英国の老人。子供と老人という弱者に、戦争の影が重く掛かってきます。とはいえ、派手なシーンはほとんど無く、淡々と話は進んでいくのですが…。
 佳品というべきか。それにしてもこの小説が発表されたのが、42年というから尚更びっくりです。

△初期アルファベット(ジョン・ヒーリー/竹内茂夫:学藝書林)
 楔型文字から始まる初期アルファベットの歴史のガイド。ヘブライ語やギリシャ語との関連はともかく、アラビア文字と密接な関連が有ったとは知りませんでした。

○落語的生活(らくごライフ)ことはじめ(くまざわあかね:平凡社)
 ラジオの朗読で興味を持って購入。今時、昭和10年頃の生活を体験しようって、そら無茶な。とにかく、当時の大阪の街中のことば(マンザイ弁じゃなくってきちんとした言葉)で読めないので、イメージがもひとつでした。その点ラジオでは、ネイティブスピーカーが朗読してましたので、バッチリ(なにがだ)。

●天使(佐藤亜紀:文藝春秋)
 第一次世界大戦前夜ころの超能力者が主人公ですが、この時代ってのは新鮮ですね。何がいけないって、なんでもできちゃうのが(人によってレベルの違いはあるけど)、物語をつまらなく見せちゃう原因かも。いやまぁ、悪くは無いんですが、

△アイオーン(高野史緒:早川書房)
 感想を書くのが難しい…まぁ、これは作者によって書かれるべき物語であったのかなぁ、というのが正直なところです。
特に「S。P.Q.R.」などは、当時の状況をある程度知っているために、かなり辛いものがありました。もうちょっとなんとか、とは思いますが、作者には必要だったのでしょう。

▲ギリシア語の銘文(ブライアン・クック/細井敦子:学藝書林)
 陶器や青銅板、石碑などの銘文についての紹介。さほど興味が無い分野だけに、読むのは大変辛く感じました。とはいえ、文献資料と石碑などの分析が補いあって「歴史」となるのかと思うと、おろそかにはできないかなと思ったり。

◎終わりの始まり-ローマ人の物語XI(塩野七生:新潮社)
 五賢帝時代後半から軍人皇帝乱立を経て、セプティミウス・セベルス帝まで。
 これからは、衰退の話になります。つまりここからが、真のローマ人の物語かも知れません。予定通り15巻で西ローマ滅亡になりそうですが、どうなることやら。

【2006/11/05 18:48】 | その他
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◎暗号解読(サイモン・シン/青木 薫:新潮社)
 古代ギリシャから量子暗号まで幅広く解説してますが、特に公開鍵暗号についての解説は、素晴らしいかと。さすが「フェルマーの定理」の著者ですね。

●鳩の栖(長野まゆみ:集英社文庫)
 なんとか読了。この辺が生理的には限界かもしれません。

●ギャラクシー(上)(フレデリック・ポール他:創元推理文庫)
 古き良きSF短編かな。いずれ劣らぬ傑作揃いではあります。

●火星の古代帝国(E・R・バローズ/厚木 淳:創元SF文庫)
 「木星の骸骨人間」が一番面白かったかな? それより、武部氏の画集の再版のお知らせがものすごく気にかかるんですが…。

△バルーン・タウンの手鞠唄(松尾由美:文藝春秋社)
 題名をはじめ目次や人物紹介が横書きなので、非常に違和感を覚えます。

○ほしのこえ(新海 誠)
 結構気に入ったんですが、一部の方にはそれ程でもなかったようで…

▲戦闘妖精・雪風:アニメ版
 どのへんが「雪風」なのか、よくわかりません。

○イリーガル・エイリアン(ロバート・J・ソウヤー/内田昌之:ハヤカワSF文庫)
 冒頭のファーストコンタクトから、殺人事件の裁判あたりまでは昔の短編SFみたいでなかなか楽しめます。ラストは相変わらずびっくりだったりしますが、今回はまぁ、ギリギリかな、と。
 確かにエイリアンの造形(というより精神か)は、それほど異質じゃないので、議論の余地は有るかとおもいますが、SFと法廷ミステリのコラボレーションという観点からすれば、十分以上なのではないでしょうか?

○ダークホルムの闇の君(ダイアナ・ウィン・ジョーンズ/浅羽莢子:創元推理文庫)
 この作者とは思えないほど読みやすくて面白い、というのは誉め言葉じゃないですね(それでもグリフォンがごちゃごちゃなのだな)。
 なにせ「私が幽霊だった時」などは、何が書いて有るのか理解出来なかったから、それに比べれば格段に判りやすいかと(ちなみに、何故混乱してしまうかについては、妹尾ゆふ子氏の解説で得心しました)。

△真珠湾の暁(佐藤大輔:徳間文庫)
 真珠湾攻撃にまつわる考察と、書き下ろしの短編2つ(これは出来は良くない)。
 なんだかパッとしないSFモドキやFTモドキなんかよりも、ノンフィクションを書いた方が作家として良いと思うのだけど…。

【2006/11/05 18:44】 | その他
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●わが上司 後藤田正晴(佐々淳行:文春文庫)
 内閣安全保障室時代のあれこれなど。自画自賛気味ですが…まぁ、仕方ないか。

▲スタープレックス(ロバート・J・ソウヤー:ハヤカワ文庫SF)
 いくらなんでも、詰め込みすぎで収拾つかない様な気がするんですが。

○ミラーダンス(L・M・ビジョルド:創元SF文庫)
 一番怖いのは、やっぱり国守夫人です。

◎マグリット展(渋谷Bunkamuraミュージアム)
 私にとっての前回は88年…だったかな? 初めてもあり、再びもあり。それにしても、「記憶IV(だったよねぇ…)」をもう一度見たかったんですが。そういや「白紙委任状」はアメリカにある(んですよね?)ってのが、なんとなく微笑ましかったり。

○アレックス・タイムトラベル(清原なつの:ハヤカワ文庫JA)
 どういう訳かbk1でも品切れでしたが、某所のリサイクル型古書店で入手しました。なんだかんだいっても、ありがたいです。

●オースティン・パワーズ ゴールド・メンバー(公開中)
  ……パパ?

●無限に魅入られた天才数学者たち(アミール・D・アクゼル:早川書房)
 気の遠くなるような、無限の話。いや、睡眠導入本として最高でした。

◎彼方から(13)(ひかわきょうこ:花とゆめコミックス)
 相手が強大すぎ…はやく続きが読みたいのですがねぇ。

〇アフター0(3)(4)(岡崎二郎:小学館ビッグコミックス)
 シリーズの中核を為す「大いなる眠り子」シリーズをまとめています。

◎ローマ人の物語(6)(7) 勝者の混迷(塩野七生:新潮文庫)
 共和国の発展と限界(崩壊)まで。改革についての一文は、某国の官僚に是非とも良く読んで欲しいものだが、理解できないんだろうなぁ。

▲白昼堂々(長野まゆみ:集英社文庫)
△碧空(長野まゆみ:集英社文庫)
 「かわいいものを愛でるのは 人類共通の行為」いや、まぁ。

△爆撃目標、伯林!(佐藤大輔:徳間文庫)
△フリードリッヒ大王最後の勝利(佐藤大輔:徳間文庫)
 そこそこ手を入れているようです。書き下ろしもあるし…鷹井少佐の話は、続くのかな。

〇遠藤浩輝短編集2(遠藤浩輝:アフタヌーンコミックス)
 まる一年以上待たされた形になります。「プラット・ホーム」が遠藤作品との出合なので、再び読めて良きかな良きかな。

【2006/11/05 18:42】 | その他
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◎わが友マキアヴェッリ-フィレンツェ存亡-(塩野七生ルネッサンス著作集7:新潮社)
 いわゆるルネッサンスものの中でも、これは読んでいなかったので、書き下ろし共々楽しんで読めました。しかしフィレンツェの最期は、他人事とは思えない…。

△ロシア 迷走する技術帝国(江畑謙介:NTT出版)
 95年の著作なので、現状とは合わない部分も多いのですが、ソ連時代中期から末期の兵器開発状況は、良く似ている…まぁ官僚組織って、どこでも同じかな。

△北朝鮮を知りすぎた医者(ノルベルト・フォラツェン:草思社)
 状況を改善するには、「親愛なる指導者」の消滅は必要条件だけど、十分条件じゃないかもしれません。旨い汁を吸ってる連中もいますし。

▲クロニカ 太陽と死者の記録(粕谷知世:新潮社)
 衰亡する国の話が続きましたが、意図した訳ではありません。
 いや、途中からだれちゃってねぇ。

▲あなたをつくります(P・K・ディック:創元SF文庫)
 「リンカーン」は何処へ行ったのか…などと、問うてはいけません。

◎ローマ人の物語(1)(2)(塩野七生:新潮文庫)
 再読ですが、全く気にせず面白く読めます。文庫版の為の前書きも、素敵だし。

●楔型文字(クリストファー・ウォーカー:学藝書林)
●エジプト聖刻文字(ヴィヴィアン・ディヴィズ:学藝書林)
 上記二つは、大英博物館双書・失われた文字を読むシリーズの1と2です。
 その昔使用されたが、現在はごく一部しか残っていない言語を大英博物館の資料を中心に判りやすく解説してあり、なるほど入門書としては最適かと。

▲シャーロック・ホームズ対ドラキュラ(ローレン・D・エスルマン:河出文庫)
 ワトスン博士の未発表原稿という奴ですが、ホームズが活躍しない(原典を考えれば活躍できない)ので、こういう物もある、という程度でした。

●太陽系七つの秘宝(エドモンド・ハミルトン:ハヤカワ文庫SF)
●時のロスト・ワールド(エドモンド・ハミルトン:ハヤカワ文庫SF)
 ブックオフで救済。いや、両方とも持ってるんですが…比較的所期なので、安心して読めました。

◎ヒカルの碁(17)(ほったゆみ/小畑 健/梅澤由香里:ジャンプコミックス)
 第一部完。あの夢のシーンは、辛いというかなんというか。

◎金色のシルバーバック(清原なつの:ぶーけコミックス)
 更にヘンタイ度がupしている訳はないのですが、昔買っていればと後悔しきりです。まぁハヤカワJAでも読めるんですけどね。

【2006/11/05 18:36】 | その他
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●雪村展(松濤美術館)
 「戦国時代のスーパーエキセントリック」というコピーに興味を持って見に行ったんですが、オーソドックスが判らなければエキセントリックも何もない訳で、例えば「寒山・拾得」でも、どうしてこの構図が「それ」なのか、否そもそも誰なのかすら判らない状態では、眺める以上の事は出来ないんですよね。結局、ポスターに使われている絵と巨大な鯉を鷺が見ている屏風くらいしか、面白味は感じませんでした。教養が無いってのは、哀しいですな。
 まぁ、そんなこんなで掛け軸なんぞをちょろちょろと見てたんですが、その展示室内で携帯の着メロを「大」音響で鳴らす大馬鹿野郎がっ。しかもそのまま話しだしちゃうし…「こいつ」には公徳心というものが無いのか!

△バチカン教皇庁図書館展(印刷博物館)
 丁度、塩野七生氏のルネッサンス作品集を読んだばかりでもあり、写本と印刷物の差を実際に見てみたいと思って出かけました。展示物はさすがに聖書および関連書が中心でしたが、なるほど写本は手間がかかるものだと、改めて実感できましたね…それにくらべて印刷物の楽なことよ。
 「海の都の物語」にもでてくる、アルド社の出版物も現物を見ることが出来、それなりに楽しめました。

×鉄腕アトムの軌跡展(新宿・高島屋)
 「空想科学からロボット文化へ」というキャッチコピーに不安を覚えながらデパートの一角を訪れたのですが、やはり想像したとおり…いや想像以下の展示内容でした。PINOやAIBOはともかく、せめてASIMOとかねぇ(P3のビデオは流れてましたが)。戦前の科学雑誌や海野十三の本があったりと、一通りは説明してありましたが…展示方法自体も一考の余地ありかと…。
 結局、手塚治虫氏直筆のアトムのカラー原稿10枚程度と、通常原稿80枚程度だけが見るに値したと思います。

【2006/11/05 18:34】 | その他
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●ヒカルの碁-碁ジャス☆キャラクターズガイド-(ほったゆみ/小畑 健/梅沢由香里:ジャンプコミックス)
 番外短編はなかなか。棋譜は、碁に詳しい人のHP等を見ると、いずれも実戦譜でそれなりの根拠があるらしく、なかには秀策のものもあるとか。実際に並べて見るのも、よろしいかと思います。

●戦闘妖精・雪風<改>(神林長平:ハヤカワ文庫)
 個人的には元の方が良いかな。実は書き直した部分が結構目についてしまい、かなりの違和感を感じてしまったので。とはいえ作者自身の改訂なので、これをどうこういう事は無いんですけどね…結局は、好みの問題かな?(きちんと対比はしてないんですが、多分「フェアリィ・冬」が一番手を加えているかと思います)。
 とりあえず、冬樹氏の解説を読むことが出来て、良かったと思います。

○ロゼッタ・ストーン解読(レスリー&ロイ・アドキンズ:新潮社)
 ヒエログリフの解読に成功した、シャンポリオンの物語。これを読むまで知らなかったんですが、ロゼッタストーンが無ければ解読できなった、という訳では無かったんですね(エジプト学の重要な基礎の一つではありますが)。

○ガンパレード・マーチ(アルファシステム:PS用ゲーム)
 二巡目:芝村 舞(^^;。絢爛舞踏受賞でSランクだっ、とか思ったらBでした。クリア後、条件は調べちゃいましたが…とりあえず、全員プレイができる技も見つけてきたんで、次は原司令で幻獣退治でもしようかな?

▲サクラ大戦4(セガ:DC)
 帝都と巴里に半年づつってのは駄目ですか、そうですか。
 しかし、OPは最低ですね。それに話も短いし…いやまぁ主人公が年貢を納める「だけ」の話で、1~3を遊び倒すためのツールだと割り切ってるからだとは、思うんですけど。でも、4だけで遊べない(いや、正確には意味が無い)というのは、どうですかね。その上EDもパッとしない…クリアキャラクタ次第かもしれませんが。
 あと、劇中劇に引きずられて4幕形式になっているんでしょうけど、前作までを踏襲して各話独立させて予告編をつけて欲しかったなぁ…ディスク2枚分の話は作れたと思うんですが…それだと主人公の身が持たないか。それからシステム的に厳しかったのかもしれませんが、両華撃団全員揃い踏みでの戦闘が無いのも不満ですね。

○彩・ヒカルの碁イラスト集(小畑 健:集英社)
 bk1から取り扱い注意の宅配便で来ましたが、こんなに大きいとは…bk1でなかったら、挫折してたかも。美麗なんですが、置き場所が無い…。

▲真夏の夜の魔法(ジェイムス・P・プレイロック:創元SF文庫)
 ひらいたかこ氏の表紙は大変気に入りまして、bk1で画集を検索したり。
 悪くはないんですが(おお偉そうな)、好みじゃないですね。何が合わないのかを考える気も起こりません。

●ギャラクシー・クエスト(ドリームワークス:ユニバーサルピクチャーズ)
 T氏に貸し出していただきました。大変感謝しております。
 それにしても、ここまで真面目にバカ映画を作るところが恐い。ある意味では、アメリカ人らしい話ではあるんですがね…でも、相手はタコなんですよ、技術主任。しかも、ジェーン・ドゥってねぇ。

?あ・じゃ・ぱん(矢作俊彦:角川書店)
 冒頭の一文と福田和也氏の解説(これがまた面白いんですよ)を立ち読みして、個人的には十分満足しました。

【2006/11/05 18:31】 | その他
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○毒薬としての文学-倉橋由美子エッセイ選-(倉橋由美子:講談社文芸文庫)
 いや、面白いんですけど、こういう文章ばかり書いていたのでは、体調を崩したのもむべなるかな、と。とりあえず、当時は「異端」だったにせよ、今日では「あたりまえ」だと思うんですけどねぇ。
 まぁ、業界には「文学青年」の残滓は未だにあるようですが。

△宇宙へのパスポート-ロケット打ち上げ取材日記1999~2000-(笹本裕一:朝日ソノラマ)
 H2-8、シャトル、アリアン、H2A-1と、1999から2000年にかけて打ち上げられたロケットの取材のあれこれ。内容はそこそこなんですが、文章は面白味がありません…個人的には優良可でいえば、ぎりぎり可でした。
 あと、マスコミの取材についての怒りは判りますが、これは科学技術関連には限らず、不勉強さについてはスポーツだって(イチローや中田が典型でしょう)、政治だって(どっちかというと、自分達の思想というか妄想を取材しているような気が)同じだと思うんですがね。
 しかし、一番問題なのは「少し調べれば判る」はずのことを、著者本人が実践してないことでしょう。氏の友人には山ほど「軍事マニア」がいる(だろう)にもかかわらず、平然と「パリの凱旋門は、ナポレオンの戦勝記念に造ったのだが、ワーテルローかトラファルガーか」などと書いてしまうのはどうよ。
 まぁ、第二次大戦マニアよりはナポレオン戦争マニアの方が日本では少ないとは思いますがね。でも、それこそ、インターネットの観光ガイドに出ている様な事を調べてないってのは(せめて脚注で訂正してあればともかく)、作家としてマズイんじゃないの?

●ロード・オブ・ザ・リング(字幕版)
 本当は、吹替版を見たかったんですが、時間の関係で字幕版(泣)…第一印象は「大変よく頑張りました」、ということで。
 何しろ、ファースト・フードで良し、としてきたところに、本格的なフル・コースを食らった訳で、体力的に3時間は厳しいですね。しかも薬を飲み忘れていたので、後半は頭痛で辛かったっす。とはいえ、冒頭のホビット庄から、レゴラスの殺陣もサムのフライパンも「ゆけ。じゃーやんと・ろぼみあ!」とか、さうろんに命令されてた部分も(嘘)堪能できましたので、よかったよかった。

○天は赤い河のほとり(27)(篠原千絵:フラワーコミックス)
 結婚式で魔法合戦。ところで、カッシュはいつの間に髪飾りを外したんだっけ?

○アンドロイドは電気毛布の夢を見るか?(清原なつの:ブーケコミックス)
 ブックオフにて購入。その昔、草の根ネットで「変態だから」と薦められたのですが、なかなか手が出ずようやっと読めました。なる
ほどね(何がだ)。今では懐かしいというか安心して読めますね。進歩しない読者ではあります。

○DOLL(5)(三原ミツカズ:フィールコミックス)
 別に意識してた訳じゃないんですが、アンドロイドのコミックスが続きます。新しい曲じゃないんですが、テーマは不変ですね。
 「ドールがあたえる愛情は作りもの。けれど、ドールに愛情を求める心は本物」
 いや、昨今は求める心も作り物なのかも。

○神の代理人(塩野七生ルネッサンス著作集6:新潮社)
 ここ暫くの中東情勢を見ていると、メイキングの中で語られている政治と宗教の問題は、現代人には解決できないのではないかと思ったり。まぁ、少なくとも今の外務省には逆立ちしたって出来ないでしょう。

【2006/11/05 18:27】 | その他
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○ドラキュラ崩御(キム・ニューマン:創元推理文庫)
 前二作と異なり、今回の主人公は女性です。そのせいか、かなり雰囲気は違うかと。作品の時代は冷戦最中なので、英国のスパイも吸血鬼として登場してます。やっぱ、初代でイメージするのだな。
 それにしても、人名リストだけで60ページ近いとは…。

○DOLL(4)(三原ミツカズ:祥伝社フィールコミックス)
 違法改造屋は、サイドストーリーに留まらない様な気がしてきましたが、どうなることやら。しかし破壊するなら、もうすこしスマートな方法が良いのに。

●薬害エイズ「無罪判決」、どうしてですか?(櫻井よしこ他:中公新書ラクレ)
 あの意外な判決に対して、報道・法・医療の各立場から述べたものをまとめたものです。それにしても、どこをどう考えれば「無罪」なんだろうか。
 今春、第二審の判決が出るはずです。今回こそは…。

○新・トンデモ超常現象56の真相(志水一夫他:太田出版)
 前作に入りきらなかった分…かな? と学会の山本氏が寄稿しているように、いくつかのTV番組は相変わらずで、反省の色は無いとしか思えません。

●梅沢由香里流 すぐに打てる9路盤(梅沢由香里:NHK出版)
 もうすこし基礎を勉強すべく、古書店で購入。おかげで、☆7になりました。でも塔矢名人にストーリーモードで勝ててません。

●水晶宮物語 ロンドン万国博覧会1851(松村昌家:ちくま学芸文庫)
 ヴィクトリア朝最中のロンドン万博に建てられた、伝説の水晶宮について英文学専門の著者が調べた事柄がまとめられてます。たしかに華麗な建造物なんですが、植民地からの収奪が繁栄を支えていたのだと思うと、焼失していったのもむべなるかな、などと考えたり。

○ヒカルの碁(16)(ほったゆみ・小畑 健/梅沢由香里)
 今回は表紙から内容まで「伊角の碁」です。でも背表紙は桑原本因坊。

○時の添乗員(岡崎二郎:小学館ビッグコミックス)
 思い出の場所にタイムスリップさせてくれる、不思議な旅行社の話。ちなみに時間旅行の技術は「添乗員」もよく知らない人間ではないと思われる「雇い主」が提供しているものです。

△ソコツネ・ポルカ(わかつきめぐみ:白泉社ジェッツコミックス)
 かなりお久しぶりのコミックス…かな? とりあえず、絵は嫌いじゃないんですが、多分ストーリーにイライラさせられるので、△になってます。

【2006/11/05 18:21】 | その他
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○蛇神さまといっしょ(1)(桑田乃梨子:花とゆめコミックス)
 相変わらずネームが多いマンガではあります。それにしても、超常現象が起きてもすぐに適応し、冷静に突っ込みをかけるクラスメート達が良いですね。

○立花隆先生、かなりヘンですよ(谷和田一郎:洋泉社)
 帯に「知の巨人はトンデモさんだ!」と書いてあるんですが、本当にそうでした。何せ相対性理論も熱力学第二法則も曲解しているし…でもこれは「科学知識の欠如」ではなく「科学的思考の欠如」と言うべきでしょうね。

●5000年前の男(コンラート・シュピンドラー:文春文庫)
 以前、単行本を図書館で借りて読んだんですが、文庫化にあたり図録等が追加されている…筈なので、古本で発見したのを幸い購入しました。現在はどのへんまで解析が進んでいるのだろうか…。

○と学会年鑑2002(と学会:太田出版)
 毎度お馴染み、と学会本。昨年のSF大会内で行われたトンデモ本大賞の模様も早速収録されています。
 突然思い出しましたが、この大賞本の作者には、賞状その他が送られる筈なんですが、それのアフターレポートは来年の大会で聞けるのか知らん。

△新宗教と巨大建築(五十嵐太郎:講談社現代新書)
 新宗教(天理、金光、黒住、大本 等)の建築物について、あくまで建築学の視点からの紹介を行っている…筈なんですが、思想や歴史にも結構詳しく述べられています。おかげで天理教や金光教がどういうものかを、少しは知る事ができました(開祖以来、100年以上経過してるとは知りませんでした)。また、おそらく各宗教を尊重し公平にと言うことで、新宗教に比較的寛容な記述がありますが、これはちょっと気になりました…。
 それにしても、新宗教の巨大建築物がアヤシイのは(確かに建築物そのものは、独立して評価できるのでしょうが)、著者が本文中に建築物(空間)と教義の関連を認めているように切り離せない関係だからで、しかもそれを見る側の意識がアヤシイと思うんだから仕方ないでしょう。

【2006/11/05 18:19】 | その他
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