霏々剌々
読んだ(あるいは読まなかった)本、コミックス または 映画などについての覚え書き
●アークエンジェル・プロトコル
ライダ・モアハウス/金子 司/ハヤカワSF文庫

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「アメリカ私立探偵作家クラブ賞」にこころひかれて購入。正直、表紙絵には引き気味だったんですが、題名もいい感じだし帯の惹句にも、面白そうだなと思いましたので、お買い上げ。旅のお供には、ちょうどでした。

そんなこんなで、不満はさほど無いんですけど(デビュー作という点は割り引かないと)、やはり宗教的教養が薄い所為かいまひとつわからないところもありましたねぇ。
(以下、内容に言及)
◎黒いカクテル
ジョナサン・キャロル/浅羽莢子/創元推理文庫

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ようやく、こちらも読了。一度読んだはずなんですが…それでもやっぱり衝撃的なのは表題作でしょう。
●新世界2nd
長野まゆみ/河出文庫

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ようやく2巻目を読了。
作品世界の設定が明かされている…らしいんですが、まだ理解してません。つか、今後もどうなることやら。
◎危うし! 小学校英語
鳥飼 玖美子/文春新書

言語こそ、教育の基幹(いや、異論はもちろんあると思いますが)だと思うんですけどねぇ。

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無能な行政と無意味な親のエゴが、もたらすだろう惨状に対しての警告。いや、確実な未来…というのは、言いすぎかな。

それにしても、最近きちんと言語をしゃべることのできないヒトモドキが増えている様に思うのですが、こんな状況では、その増加に更に拍車がかかるだけでしょう…ある意味、(ウヨクみたいで嫌な言い方だけど)非常に植民地的なのかも。
○大使閣下の料理人(10)
西村ミツル+かわすみひろし/講談社漫画文庫

あれもこれも実に美味しそうなんですが…ううう。

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○ヴィンランド・サガ(1)〜(2)
幸村 誠/アフタヌーンKC

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ちょっと手を出しかねていた作品ですが、新装版が出たのを機に購入。話と絵柄が合っていて、なかなかいい感じです。
△琉伽といた夏(1)〜(4)
外薗 昌也/ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ

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サブタイトルも含め、結構なSFファン(しかもサンリオが多いし…)ということは、内容からも良くわかりました。とりあえず、リスペクトって事ですかね。
○結界師(13)
田辺イエロウ/少年サンデーコミックス

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黒芒楼編終了。
あの蜘蛛の化身(だろう)姉ちゃんが、花というか種というかを手にして微笑む場面が、ちょっとよかったかな。
○ハヤテのごとく!(8)
畑 健二郎/少年サンデーコミックス

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いつのまにやら、8巻目。表紙絵は、ちょっと微妙に季節とずれているかも。とりあえず、女性陣はコスプレですか?
○黒鉄(1)〜(3)
冬目 景/講談社漫画文庫

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「冬目景強化月間」という訳ではありませんが、にわかファンになったので、あれこれ購入したものの一つ。ネット書店はこういうときに便利ではあります。

本作を連載しているときに、ちょっとだけ読んだ記憶は有りましたが…飛び飛びだったので、なにがなにやらわからず。まぁ、ギミックについては、突っ込んではいけないでしょう。本質じゃないし。
×ニューヨークの魔法使い
シャンナ・スウェンドソン/今泉敦子/創元推理文庫

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女性用願望充足型FT式現代風恋愛小説


中篇程度でまとめていれば、も少しはマシになったのかもとか、思ったり。とりあえず、某古書店行に決定。
◎パニックの手
ジョナサン・キャロル/浅羽莢子/創元推理文庫

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文庫化されて読み直したわけですが、結構忘れていました。

どってことがないところから出発してるんですが、さてどこに着地するのやら。あと「神様」についての考え方がやっぱり独特かな。

まぁ、その辺がこの作者らしいアクセントというか作風なのでしょう。
○ぬしさまへ
畠中 恵/新潮文庫

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シリーズ2作目。
もしかしたら、連作短編形式のほうが良いのかなとも思ったりするんですが…なにかの捕物帖みたいですけどね。

難しいのは、妖がほぼ無敵かつ万能捜査システムであるところ。もっとも、何を調べるかは安楽椅子探偵の若旦那次第だし、鳴家などベイカーストリート・イレギュラーズみたいではあります。

個人的には、「空のビードロ」や「虹を見し事」がお勧めです。
◎韓国・北朝鮮の嘘を見破る 近現代史の争点30
鄭 大均、古田 博司編/文春新書

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ネットの威力というべきか、個人でもかなり調べられる訳ですが、そういう時間と手間を惜しむ人にはうってつけかも。特に巻頭の鼎談は必読でしょう。

いろんな嘘・捏造が暴かれている中での、代表的な争点についての参考書。こんなに騙されていたのかと思うと、怒りが。

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個人的な希望を言うと、某Dな人たちについても実態を暴いて欲しいんですが…マフィアがらみだからなぁ…。
○キンキー・ブーツ
シャンテ・シネ上映中

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休日、朝一番で行ったんですがいきなり行列が。そしてほぼ満席でした。

予告編での期待に違わぬ出来。安心して見ることができました。残念ながら予想の斜め上を行くことは、なかったのですけども…

良くも悪くもイギリスのコメディ映画ではありました。もうちょっと演出というかテンポをよくすれば、とかもっとエピソードをふくらませればとか、いろいろ思うところも多々あったんですが、これはまぁ、良くできているが故の不満というべきでしょう。
○時をかける少女
監督 細田 守

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映像は、公式サイトから

世代的に、どうしてもNHK少年ドラマシリーズもしくは原田知世なんで、ちょっと危惧していたところもありました。好評ばかりと言うのも、かえって不安でしたが…そんな心配は全くの無用でしたね。
前半はコミカルなシーンもあって気軽に見ていましたが、後半時間移動が、思わぬ事態を引き起こして(そして深刻化して)ゆくころには、もうすっかり引き込まれていましたね。佳品というべきか。
個人的には、今年度映画の中ではナンバー1かも


◎でないのは、主人公の友人(男)の造形が気に食わないため。いやまぁ、今時はあんなんだろうけど、感覚的に受け入れないというか。
○イエスタデイをうたって
冬目 景/集英社ヤングジャンプコミックスBJ

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絵柄でだまされましたが、内容は少女マンガでした。いや、面白かったんで良いんですが。作品自体は終わってなくて休載中らしいんですが、再開は無いだろうと思います。


◎ローマ人の物語(24)〜(26) 賢帝の世紀
塩野七生/新潮文庫

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黄金の世紀なるかな。
それにしても、当時のユダヤ教やキリスト教と、ローマ社会とのかかわりというか軋轢を読むにつけ、どうしても現代との対比をしたくなってしまうんですが。

それがまぁ、宗教ではなく(いやまぁ、独善的なところは宗教的かもしれないけど)…やれやれ。
◎お天気歳時記 空の見方と面白さ
倉嶋 厚/チクマ秀版社

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文は人なり、というのが実感できるというか、筆者の温厚な顔が浮かんでくるエッセイ集。いろんなところに書いた文章の集積なので、やや繰り返し出てくる事例もありますが、それは仕方ないでしょう。

こういうのを読むと、なんとなくほっとします。
○李陵・山月記
中島 敦/新潮文庫

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斜め読みしかしたことが無かったので、車中のお供として入手。
やはり、折々にきちんとした文章を読まないといけませんね。
さして長い話ではないのですが、滋味のある文章というのは、頭の栄養になりますね。
×やじきた学園道中記(29)
市東亮子/ボニータコミックス

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正直、絵的にも物語的にも、ちょっとどうかなと思うんですよね。とりあえず、赤目編は終了しました。

「もっとコンパクトにするつもりでいたんですが、懐かしキャラをたくさん描きたい欲が出て(表紙見返し作者コメント)」

休載が長すぎたかな…次のシリーズも同じレベルであれば、もう購入はしないかもしれません。
○謎の彼女X(1)
植芝理一/アフタヌーンKC

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ツンデレ?
しかし、何でも切れるハサミではある。うーむ。
◎二十面相の娘(7)
小原愼司/メディアファクトリー

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"二十面相の遺産"はともかく、機械の跡などから扉を見つけるところとか、ちょっと良いかな。
本人よりもまわりの人間のほうが、影に怯えているのかも。
△バラエティもーにん(1)
竹本 泉/芳文社

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いくらなんでも「よみきりもの」の1話分のネタで連載しちゃうのは無理がありすぎなのでは。
○グリュフォンの卵
マイケル・スワンウィック/小川 隆ほか/ハヤカワSF文庫

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久々に正統派のSFを読んだ、という気持ちになる短編集。
どの作品もすばらしいですけど、わかりやすいのはギヌンガガップかな?

「大潮の道」も見た目以上の奥深さがありましたが(未だによくわからないけど魅力的)、こちらの作品群も読み返すたびに違った面が見えてくるのでしょう。
○”日本離れ”できない韓国
黒田勝弘/文春新書

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読みやすく分かりやすい文章で(さすがは文筆のプロ)、漠然と感じていた彼の国への違和感や、ネットで騒がれている問題点を、解き明かしてくれます。

何よりも、華夷秩序というかそういうものが根底にあるのだろうと思います。そして、そこから逃れられないというのは(共産主義的というか、カルト的というか)、不幸なことだなとか(いやしかし、実は他人事でなく、国内にも似たような連中は多いのだが)

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