霏々剌々
読んだ(あるいは読まなかった)本、コミックス または 映画などについての覚え書き
◎不時着
水と油/東京グローブ座

普段、演劇には冥王星よりも遠く離れている生活なのですが、かなり以前にTVで紹介されていたのを見て以来、一度は見たいと思っていたのがこの「水と油」というグループでした。そして念願かなって見にいったのですが…

いやもう、見終わってこんなに懸命に拍手をしたのは(音楽鑑賞とか演劇とか含めて)初めてじゃないかと思うくらい面白かったですね。是はあくまで主観ですが、まるでルネ・マグリットの登場人物がキリコの都市の中で動いているような、シュールでブラックでユーモラスな舞台…「ダンスでもマイムでもない」し一切の台詞もないので、その分想像力が必要かもしれません。SFやFT好きと言うよりも、幻想文学やシュールレアリズムに興味のある人だったら、絶対に面白いと言ってくれるような気がします。(言いすぎ?)

個人的に残念だったのは、舞台に近すぎる席しか取れなかったこと。もう少し後ろか、二階席から全体を俯瞰してみたほうが、もっと面白かったかもしれません。あと、ロシアン・ティーの部分は予想通りの結末でしたが、こういうのはお約束だからこそ安心できるかも。
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◎明朗健全始末人
明智 抄/ソノラマコミック文庫

復刊してたのを知らずに、書店で発見して購入。ネット書店も良いですが、こういうこともあるのでね。ちなみに、白泉社版では収録されていなかった分も含め、全5巻で今秋まで発刊されるそうな。

ギャグなんだけど結構シビアな視点が素敵です。やっぱ、小鳥さんかなとか。

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○時間のかかる彫刻
シオドア・スタージョン/大村美根子/創元SF文庫

「愛」の作家、スタージョンの短編集。なるほど、「そして、ここにイーゼルに」は時系列だけではなく内容的にも、最初に持ってきてるんですね。収録作では「フレミス伯父さん」なんかユーモラスで良いかな。
あとは「茶色の靴」の(昔ながらのSF的道具立てではあるけど)、原理主義との対比とか。

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◎世界の涯の物語
ロード・ダンセイニ/中野善夫ほか/河出文庫

通勤電車の中で読む本では、なかったですね。黄昏の世界から、切り離されるのがこんなに苦痛とは…これはもう良い音楽と馥郁たる香りを放つブランデーを共に読むべきものか。いやまぁ。

予想だにしない結末や、(文字通り)人を食った話などに加え、只の法螺話としか思えないものもあり、幅広い作品を楽しめました。ちょっと変わった趣で面白かったのは「不幸交換商会」。しかし、いずれの作品も甲乙つけがたいのは間違いありません。

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●ジョルジュ・ド・ラ・トゥール展
主催:国立西洋美術館、読売新聞社
会期末が来週ということなので、急遽予定変更。

時代が時代なので(ここで30年戦争に心惹かれる様では、絵画鑑賞の資格がないかも)、まずは宗教画から。暗喩や寓意など詳しい所は別にして、光と陰の素晴らしい対比などを堪能。他には「犬を連れたヴィエル弾き」などかな。
私でも知っている「ダイヤのエースを持ついかさま師」は最後でしたが、展示では宗教画のイメージが強い所為か、逆に異質な感じを受けてしまいました。いやまぁ、作品自体は非常に面白い(適切ではないかもしれない)のですけどね。

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△キングダム・オブ・ヘブン
監督 リドリー・スコット

何もかもが中途半端で、いったい何がしたいのかさっぱりわかりません。確かに金はかかってる様ですが…まぁ、主演の人やその父親役の人を目当に行くのであれば、可なんでしょう。

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?バタフライ・エフェクト
予告編とTVでの紹介だけで、書いちゃうのはアレですが。

銀の三角    1/4
ふり出しに戻る 1/4
バーボンウィスキー 2/4
レッドチェリー(カクテルピン) 1個

カクテルグラス(ショート)・ステア


検討の結果、レンタルでOKという結論に達しています。
後で実際に見たら、追記するかも。
○パルタイ
倉橋由美子/新潮文庫

改版により再読。デビュー作たる表題作が、やはり一番かな。
ちなみに、どの作品も時代風景を割り引かないと、ちょっとつらいかもしれません。ただし、その部分は本質ではない様ですが。

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●侵攻作戦パシフィック・ストーム(3) 可能行動
佐藤大輔/徳間文庫

初号弾実験成功で、ここまで。しかし、例のごとくだがこの作家の「仮想」の最たる所は、歴史でも兵器でもないところだと思うんですが、そういう分析は不毛ですね。たぶん。

既刊分は文庫化が終了しましたが、この先書く気があるのやら。

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○月の船でゆく
長野まゆみ/光文社文庫

とりあえず怪奇と幻想なので。しかし、こうじゃないと正直辛いモノが…月で猫でこういう固有名詞が楽しめない人には、向かない小品でしょう。たぶん。

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●侵攻作戦パシフィック・ストーム(2) 想定状況
佐藤大輔/徳間文庫

図演から奇襲まで。ちょっとくどいというか、間延びしているというか。

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●水に棲む花(3)
篠原千絵/フラワーコミックス

能力者は、一人じゃなかったということですが、このパターンは大丈夫かなぁ…

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