マンジット・クマール/青木 薫/新潮文庫

訳者に惹かれて購入。
一応、量子力学を舐めた身としては読むまでも無いかなとか思ってたんですが、とんでもない。
名前だけ知っていた巨人達について、こんなに興味深く読ませてくれるとは…量子物理学の息吹を感じさせてくれる良書でした。

しかしまぁ、これが核兵器の開発につながると思うと、なかなか複雑な気もします。

【2017/03/18 19:13】 | 科学・宇宙
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スティーブン・バウン/中村哲也・小林政子/国書刊行会

英国においてすら、近代医学における科学的思考というのは、なかなか根付かなかったものなのかというのが、読了後の第一感。
さらに、彼の国は階級社会ということをひしひしと感じますねぇ。

【2015/11/08 10:53】 | 科学・宇宙
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デイヴィッド・バーリンスキ/林 大/ハヤカワNF文庫

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アルゴリズムで「体操」とか「行進」とか連想するような人間には無縁の書。
論理学なんだから当然なんですが…「小説のようなモノ」は不用でしょう。歴史上のエピソードにしてくれた方が当社比1024倍はマシでしたね。それに本文がえらく晦渋らしく、その所為か非常に訳文が読みづらく、読み終わるのが苦痛に感じるほどでした。

【2012/06/03 11:27】 | 科学・宇宙
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サイモン・シン、エツァート・エルンスト/青木 薫/新潮社

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作者と訳者で購入。
科学的アプローチの重要性を、そしてそのアプローチこそが科学の本質であることを、実に判りやすく教えてくれます。

それにしても、ホメオパシーは似非科学の最たるものだと思うのですが、鍼治療もプラシーボ以上ではないというのは、俄には信じがたいですねぇ…

【2010/06/09 00:09】 | 科学・宇宙
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マーシャ・ガッセン/青木 薫/文芸春秋

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数学上の難問「ポアンカレ予想」を証明したペレルマンの伝記。
ポアンカレ予想そのものではなくって、数学者ペレルマンの話なのですが、ソ連の数学教育とか冷戦崩壊後の社会構造の変化とか、非常に興味深く読めました。

実を言うと、この本を購入したきっかけのひとつは、訳者がこの方だったからなのですが、先方から指名されたというだけあって、この本もすばらしい科学ドキュメントになっております。
しかし、賞金レースに関連して支那人が手柄を横取りしようとするあたり、パクリ国家であることへの嘲笑が抑えられません。科学教育以前の問題ですよね、これは


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【2009/12/31 23:26】 | 科学・宇宙
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ロバート・P・クリース、チャールズ・C・マン/鎮目 恭夫ほか/ハヤカワNF

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現代物理学の基礎と言うべき、素粒子物理学の歴史
少しづつ、根元にちかづいていくプロセスは、上質のパズルを解いて見せて貰っているようです。

【2009/10/24 23:39】 | 科学・宇宙
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アラン・ワイズマン/鬼澤 忍/ハヤカワNF文庫

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人類絶滅後あるいは文明崩壊後の世界と言う設定は、SFやFTでは比較的見慣れたモノなのではあります。だからこそ最新科学でのシミュレートを期待してましたが…どうも主眼は環境問題にあるらしく、あちこちに違和感が。

放棄された都市が数年と経たずに崩壊し、植物に覆われる静かな未来もありますが、廃プラスチックや重工業からの廃棄物、そしてなにより放射性物質が後々まで悪影響を残すだろうというのも、説得力を持って解説されています。

おそらく、本当に人類が消えてしまったら、自然が回復する土地と不毛の土地とがパッチワークのようになるのでしょうねぇ…
しかし、そういう「悪い土地」(放射能か化学物質かあるいは強大な魔法かの後遺症)というものも実は見慣れた感じだったりするのでした。

【2009/07/26 21:21】 | 科学・宇宙
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ジョー・マーチャント/木村博江/文藝春秋

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邦題より原題のほうが格好良いと思うのですが、まぁそれはそれ。

古代の謎を近代科学で解明していく過程と、登場人物の思惑が縦横に絡み合い、非常に面白く読めました。こういった良質な科学ドキュメンタリーこそ、売れてほしいものです…

【2009/06/21 22:19】 | 科学・宇宙
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倉嶋 厚/小学館文庫

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新聞などのコラムの集成とか。
気象データ自体は古くなってしまっていますのでそのまま使うことは出来ませんが、温厚な語り口は今読んでも変わりません。

専門用語を殊更に厳密に使いたがるのは、実は専門家ではなくアマチュアである(大意)という文言は、耳に痛いところかと。

【2009/05/17 13:18】 | 科学・宇宙
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ウィリアム・ノエル、リヴィエル・ネッツ/吉田晋治/光文社

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邦題で購入意欲が失せていたのですが、各種書評で好意的だったので、某古書店で入手。大変お得でした。

数奇な運命を経て、現代まで生き残った奇跡の写本とその内容。
いやホント、ゲイツ君が落札しなくて良かったですね。

解説によれば、著者はアルキメデスについて過大評価気味らしいですが、それでも偉大な業績というものは間違いないところでしょう。

【2008/10/14 01:56】 | 科学・宇宙
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