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按ずるに社會の智識は、賣れぬ本といふものに由り開拓せらるゝならん歟。
賣れぬ本といふは、すぐれて良きか、良からぬかの二つに出でず。
この二つは先後別々に、大なる教訓を提げたるものなればなり。
約言すれば社會の智識は、書肆の戸棚也、戸棚の隅也、隅の塵也、塵の山也。
(齋藤緑雨:霏々剌々)
http://www.let.osaka-u.ac.jp/~okajima/uwazura/ryokuu006.pdf

キム・ニューマン/鍛冶 靖子/アトリエ・サード

待望の続編。創元社版は読んでいますが、リヒトホーフェン・サーカス位しか記憶に無かったので、ほぼ新作を読んでいるような(もっとも、かなり加筆修正されてるので、結局は同じかも)。時代が前作よりも新しいためか、名前に覚えがある実在・架空の登場人物が多いのも、うれしいです。

例によって充実している人名辞典も素晴らしいですが、なにより書き下ろし中編「ヴァンパイア・ロマンス」が、絶品!
これ作者は日本のアニメとかラノベとかに影響されてるんじゃないかという設定と人物と舞台が、もう「尊い」というか何というか(でも「食餌」のシーンは、深夜でないと放送できないレベルですが)、正直本編よりも面白かったですね。

【2018/12/16 13:19】 | 怪奇と幻想
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小川 幸辰/HARTA COMIX

設定も話も良いし、背景も生物も流石ですが、どうも主人公のビジュアルが…もしかしたら、こちら側の登場人物は敢えてマンガ的な造形にしたのかもですが、単純に劣化しただけにしか見えないのがどうもねぇ…「エンブリヲ」の時はあんなに凄かったのに、今作はどうもその辺で受け入れがたいというか、うーん。

【2018/10/08 18:19】 | コミックス
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萩尾 望都(矢内 裕子)/新潮社

イタリアでの講義とインタビュー等々。
講義は概略史なので、こういうふうに伝えようとした、と見るのが正なのかも。
それにしても「ネームを全く見せたことが無い」とは…。

【2018/09/17 09:14】 | その他
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ホルヘ・ルイス・ボルヘス、アドルフォ・ビオイ=カサーレス/柳瀬 尚紀/河出文庫

神話やら小説やらの、編者による精選というか、アンソロジーというか。
実際1頁にも満たない小文もあるんですが、なるほど精髄というかスピリッツというか、一気に読むモノでは無く、強いカクテルを飲むようなモノかもしれません。しかもカクテルの様に、オリジナルが潜んでいるというのも、また、らしいかと。

【2018/09/08 09:49】 | 怪奇と幻想
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娯楽超大作

結構長時間なんですが、飽きずに観ることが出来るのは流石。カーチェイスありアクションあり…この手の映画を作らせたらハリウッドの独壇場ですね。パリの街の構造を巧く使ってましたよねぇ…ま、突っ込みどころは数知れずですが、トム・クルーズの頑張りは(どこまでが本人か、どこからがダブルとかCGなのかはわかりませんが)、素直に凄いと思えます。

映画の日ということもあってちょっと割引だったんですが、それが尚更満足感を増していたのかも。これが正規料金だったら、もっと評価が厳しかったかも。


【2018/09/02 21:46】 | 映画・テレビなど
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佐藤 亜紀/青土社

まるで大学の教科書の様と思っていたら、やはり文学部での講義の覚書を元に書籍化したモノでした。

なかなか興味深くはありますが、まぁ、気楽に読むだけの身には、高尚すぎる一冊かも。
とはいえ、たまにはこういう系統の本も読まないと、マンガの解読すら覚束ないかもしれません。

【2018/09/01 08:06】 | 歴史・人文
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ネット配信で視聴

リアルタイムでは忙しかった上に、ロボットものにしては造形がちょっとと思ってましたが、配信サービスで一気に見ることができて、むしろ良かったかも。世界観の不穏さが見えたあたりから一気に面白くなりました。まぁ、最後の方はちょっと…

何の裏付けも具体性も無いですが、なんというか男性原理的なアニメでした。いやまぁ、面白かったんですよ。でもねぇ。

【2018/08/27 21:31】 | 映画・テレビなど
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谷川ニコ/電撃コミックスNEXT

なるほど打ち切りというか、まぁ話は広がりにくいというか。
しかし、ほんとに原作の人はゲロイン好きなんですねぇ…。

おまけマンガが一番笑えたり。

【2018/08/27 21:26】 | コミックス
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マイケル・コーニィー/山岸 真/河出文庫

ハローサマー・グッドバイの続編というか未来編というか。

やっぱりボーイ・ミーツ・ガールなんですが、ミステリ風味なところが読み進めるかな。とはいえ、いきなり風呂敷が広がった感があるので、それはちょっと、というのも正直なところです。

【2018/08/27 21:23】 | SF
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